形式競売は、執行裁判所または執行官に申立て、差押えによって開始します。
他の債権者からの配当要求は認められません(債務整理の際、注意)。
したがって、換価金は競売申立人に交付されます( 債務整理の際、重要)。
そして、競売申立人は、換価金を留置目的物の所有者に返還しなければなりません。
留置権による競売は、被担保債権の満足を目的とするものではないので担保執行ではありませんが、競売にょる換価金が留置権者に交付されるので、留置
目的物の所有者が債務者の場合は、被担保債権と換価金返還債務を相殺して事実上優先弁済を受けることができます( 債務整理の際、注意)。
・先取特権とは
先取特権は、債務者の財産について、他の債権者に先立って自分の債権の弁済を受ける権利です (民法303条)。
先取特権には不動産に関するものと動産に関するものがあります。
営業マンに関係があるのは動産の先取特権です(債務整理の際、注意)。
商品は法律上動産とされていますが、動産を売却した売主は売掛金が回収されるまで、法律によりその売った商品の上に先取特権を有するとされています。
したがって、買主が代金未払いの場合はその商品を競売して優先的に弁済を受けることができます。
